<校長室より> 同窓会入会式でのお話

2023年3月17日 07時19分

 本日は、玉川中学校同窓会の入会式、誠におめでとうございます。

 玉川中学校は、昭和三十二年四月に、愛媛県で最初の統合中学校として、竜岡・鈍川・九和・鴨部の4校を統合して開校されました。その時の一期生の方々が中心となって、平成二年三月に、玉川中学校同窓会を設立しました。以来、長きにわたり、意思を引き継がれ、本校教育に多大なご支援・ご協力をいただいておりますことに、心より感謝申し上げます。 

 明日卒業式を迎える三年生の皆さんは、六十六期生となります。この三年間で、多くの人に出会い、そして支えられ、成長してきました。玉川中学校での友達との「出会い」が「一生の宝物」へと、先生方や地域の方々による「支え」が「感謝」へと、通い慣れた「校舎」や積み重ねた「思い出」が「母校への愛校心」へと変わることでしょう。今まで支えてくださった方々への感謝の気持ちを忘れず、四月からの新たな出会いを広げていってほしいと思います。

 玉川中学校の校訓は『和す・磨く・結ぶ』です。その中の「結ぶ」とは、地域と自分を結ぶ、仲間と自分を結ぶ、先輩や後輩と自分を結ぶ。そして、自分の夢を結ぶ。結ぶという言葉には、つなぐ、集めて組み立てる、物事をまとめて締めくくるなどの意味があります。玉川中学校同窓会は、校訓に刻まれている「結ぶ」という精神そのものであると思います。

 同窓会の入会式にあたり、三年生の皆さんが、これから十年先、二十年先、あるいは五十年先まで、旧友を温め合えるような仲間となることを、そして、玉川中学校同窓会の益々のご発展を祈念いたしまして、祝辞といたします。