<校長室より>2学期終業式 式辞

2021年12月24日 11時48分

 本日で2学期が終了します。2学期は、たくさんの行事がありました。

 9月の運動会では、感染対策期であったため、3年生の保護者しか観戦できませんでしたが、全校が朱雀と青龍に分かれ、リーダーを中心に一生懸命競い合うことができました。力一杯の演技で、見る人たちにも感動を与えてくれるすばらしい運動会でした。10月になると感染警戒期に切り替わり、感染防止対策を講じて新人戦や修学旅行、人権・同和教育参観日を行うことができました。修学旅行は昨年に引き続き京阪神から四国内へと行き先を変更しましたが、2年生にとって仲間との連帯が強くなる貴重な経験になったことと思います。11月には感染縮小期となり、少し安心した中で文化祭や県新人戦がありました。文化祭では3年生が中心となって企画・運営し、多くの感動と笑いを与えてくれました。12月には生徒会役員選挙があり、来年からの新しい生徒会役員が決まりました。大きな行事がたくさんあり、充実した2学期であったと思います。

 さて、明日からいよいよ冬休みに入ります。今年は暦の関係で例年より多い17日間の休みとなります。冬休みの過ごし方については冬休みのしおりや先生からのお話にあったことをよく守り、元気で充実した冬休みにしてください。また、この後の学活で担任の先生から素敵なクリスマスプレゼントがあります。・・・通知表ですね。それを元にして新年の誓いを立ててほしいと思います。

 そこで、今年大活躍した大谷翔平選手のお話をします。皆さんご存じのように、大谷選手は現在メジャーリーグ・ロサンゼルス・エンゼルスに所属し、二刀流で世界的に有名なプロ野球選手です。今年はたくさんの賞を受賞しました。その大谷選手が高校1年生の時に作った「目標達成シート」、「マンダラチャート」とも言われていますが、知っていますか。最近まで美術室前の廊下に掲示していましたので、みんな見たと思います。これは、目標達成のために具体的に何をしたらいいかということを、自分で考えるためのシートで、9×9の81個のマスで出来ています。そして、その中心のマスに「達成したい目標」を書くのですが、大谷選手は「ドラ1、8球団」と書きました。プロ野球8球団からドラフト1位指名を受けることを目標としたわけです。でも、実際にドラフト1位指名を受けたのは1球団だけでした。これは、大谷選手はドラフト前に高校卒業後はメジャーに挑戦することを表明していたので、他の球団は指名しなかったのです。つまり、達成したい目標を自分で壊してしまったのですね。しかし、それまでの目標達成のための努力は無駄ではなく、更に大きな目標に変わっていったのです。皆さんも、今の目標に向けて頑張っていることは、たとえその目標が達成できなくても無駄になるわけではありません。目標達成は確かに大切ですが、目標を自分で設定し計画を立て、そこに向かうその過程こそがとても重要です。大きな成功をしている人は、その分失敗もしています。その過程の中で人は大きく成長できます。

 1年生は、もうすぐ後輩ができます。2年生は、これから学校の中心となっていきます。3年生は、進路決定に向かいます。新しい年を迎えるこの時期に、ぜひ目標を決め、具体的な計画を立て、実行に移してください。

 それでは、ゆく年を振り返り、くる年に願いをかけ、清らかな心で新しい年を迎え、玉中生88名全員が元気な顔で、目標をもって3学期がスタートできることを願って、式辞といたします。