<校長室より> 始業式 式辞

2022年4月8日 14時24分

  今日から、令和4年度の学校生活が始まります。

 それぞれ新しい気持ちで始業式を迎えたことと思いますが、何事も最初の一歩、踏みだしが大切であると言われています。3年生は最上級生として、また2年生は3年生を支える中堅の学年として、しっかりとした自覚を持ってスタートを切って欲しいと思います。

 

 特に、3年生は学校を代表する顔であり、最上級生として、学校生活全般にわたって1,2年生をリードして欲しいと思います。また、小学校のときから合わせて9年間続いた、義務教育の最後の学年でもあります。この後、皆さんが進む道は、自分自身で決めなくてはいけません。一人一人が希望する進路を実現していくためにも日々の努力を積み重ねていきましょう。

 

 人生は、いつだって順風満帆でうまくいくときばかりではありません。

 失敗したり、つまずいたり、壁にぶち当たるときが訪れます。そんなときに、助けてくれたり励ましてくれたりする、 周りの人の存在はありがたいものです。

それは、友人であったり家族であったり学校の先生であったりするでしょう。

 

 しかし、一番力強く自分を励まし、頑張ろうと思わせてくれるのは、「昔頑張った、自分」なのだそうです。

将来大人になったときに、若い時に頑張った自分の姿を思い出し、その姿に恥じることの無いように頑張ろうと思う。それが「昔頑張った自分」なのだそうです。

 

 中学生の皆さんにとっては、まだ、「昔頑張った、自分」というのは無いかもしれません。

 ひょっとすると、今現在、「勉強」や「部活動」などに頑張っている毎日こそが、「昔頑張った自分を」つくっていることになるのかと思います。

 自分の心に「うそ」はつけません。自分の心に恥じることの無いように一日一日を大切にしていってほしいと思います。

 

 これで1学期の式辞を終わります。