<校長室より>入学式 式辞

2022年4月11日 10時47分

 色鮮やかな花々に囲まれ、春の香りが満ちあふれる、このよき日に、今治市玉川支所長 森 理 様、本校PTA会長 青野昌一 様、新入生の保護者の皆様にご臨席を賜り、このように厳粛に、令和4年度の入学式が挙行できますことを心より厚くお礼申し上げます。

 本日、入学式を迎えた、新入生の皆さん、入学おめでとうございます。玉川中学校の制服に身を包んだ皆さんの姿は、とても輝いて見えます。今日から、中学校で頑張るぞという、決意の表れだと思います。

 入学式は、長い人生の中で、一つの節目をつける大事な儀式です。中学生としての自覚を高める機会にしなくてはなりません。今日の喜び、緊張、決意を忘れることなく、実り多い中学校生活を送ってほしいと思います。 これからの三年間は、将来の夢や希望、進路を考える大切な時間でもあります。じっくりと腰を据えて、自分はどのように暮らし、生きていくのかを、考えていきましょう。

 中学校では、いろいろなことを学びます。教科の学習だけではありません。問題を考えたり、知識や技能を身に付けたりするのと同時に、部活動や学校行事など様々な体験をします。そうした活動を通して、多くの人と関わり、コミュニケーションの能力を高めていきます。「人」との出会いを大切にし、「人」として大きく成長していけるように、何事にも前向きな気持ちをもって取り組んでください。

 玉川中学校の校訓は、「和す」「磨く」「結ぶ」です。

 「和す」とは、豊かな心をもって、思いやりを大切にし、互いに高め合う集団づくりをしていくこと。

 「磨く」とは、確かな学力を備えるとともに健康な体づくりに、一生懸命に励むこと。

 「結ぶ」とは、真心をもって人や物事と つながっていくなかで、社会性を養い、夢や目標に向かって努力する力を育てていくことです。

 玉川中学校の校訓を一つの目標として、中学生として力強く、たくましく、充実した学校生活を送ってほしいと思います。

 終わりになりましたが、保護者の皆様、本日は、お子様のご入学おめでとうございます。心からお喜び申し上げます。

 中学時代は、体の成長・心の成長も急激で、多感な時期です。この大切な時期にお預かりしますが、全教職員 心を一つにして、ご期待に添うよう努力したいと思います。今後とも、学校に対しまして、深いご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げまして、式辞といたします。