<校長室より> 学校だより
2022年5月12日 09時00分「アルデバラン」
令和3年10月から令和4年4月まで放映されたNHK連続ドラマ小説の主題歌の曲名が「アルデバラン」といいます。この曲を作詞・作曲したのは、森山直太朗さんです。アラビア語で「後に続く者」という意味をもつ「アルデバラン」という星の名前から、この歌詞やタイトルが決まったようです。ドラマの内容からも、世代を超えて、次世代の子どもたちに明るい未来を繋げていってほしいという思いが込められているようにも感じます。是非とも歌詞の内容にも注目しながらこの曲を聴いてみてください。
次に、「アルデバラン」の見付け方です。冬の代表的な星座であるオリオン座の右斜め上にあります。おうし座の一等星で、赤橙色の星です。この星の位置関係から、プレアデス星団の後に続いて東の空に昇ってくることが分かりますね。(理科の授業で学習します。)
こうした星々を眺めながら、宇宙の神秘に想いを馳せ、人間の力を越えたものに対する畏敬の念を抱いていると、日々の悩み事が些細な事に感じ、心が癒されるのかとも思います。今、世の中は新型コロナウィルス感染症の影響やロシアのウクライナへの侵攻で大変な状況にあります。こんな時だからこそ、人類が協力することで、この困難な状況を克服できるであろうことを信じ、明るい未来へと、夢や希望をもって進んでいくことが大切だと思います。