<校長室より>生徒会役員選挙でのお話

2020年12月14日 14時54分

 まずは、今回の生徒会役員選挙に、8名もの人が立候補してくれたことは大変すばらしいことです。生徒会役員は、今の3年生の役員の人を見ても分かるように、みんなのためにどうすれば楽しく充実した学校生活を送ることができるかを考え、実行していくという役割があります。特に文化祭やクラスマッチなどの生徒会行事は、生徒会役員が中心となって企画運営するもので、玉川中学校にとって大変有意義なものです。そのためにも、今回の生徒会役員選挙は誰を役員にするのかを決める大切な選挙です。投票する皆さんは、生徒会活動をより充実したものとなるよう、真剣に考えて投票してください。校長先生は、この中の誰がなっても、立派にやってくれると思っています。

 この生徒会役員選挙にはもう一つ大切な目的があります。それは、実際に選挙権を持ち、政治に参加する有権者としての意識をもつきっかけにしてほしいということです。まだ先のことと思っているかもしれませんが、君たちが有権者となる年齢は18歳です。3年生は3年後です。それまでに政治に参加する意識が備わっていなければなりません。そのため、民主主義の基本である選挙を正しく理解できるよう、この生徒会役員選挙を実際の選挙に近い形で行っています。選挙の告示をはじめ公正、円滑に選挙を進めるための選挙管理委員会の活動や、立候補者や応援者の選挙運動などを通して選挙活動を行うこと。また、投票は実際の選挙で使用している『投票箱』や『投票記載台』などの選挙用具を今治市選挙管理委員会からお借りして行います。今回の生徒会役員選挙を、有権者としての心掛けをつくるきっかけにしてください。

 最後になりましたが、9名の選挙管理委員会の皆さん、今まで準備などご苦労様でした。引き続き、この後の運営などをよろしくお願いいたします。