<校長室より>第2学期終業式 式辞

2020年12月25日 10時42分

 長かった2学期も今日で終了します。新型コロナウィルス感染症が心配される中、感染防止対策に取り組みながら、2学期はたくさんの行事を行うことができました。

 振り返ってみると、9月の運動会では、玉中行進や各学年の団体競技、ダンスなどみんなが一致団結し、熱心に取り組むことができました。午前中だけの開催でしたが、その分集中し、立派な演技ができました。10月には新人大会や1年生の大洲宿泊研修、2年生の修学旅行があり、1・2年生にとっては、仲間との連帯が強くなる貴重な経験になったことと思います。11月の文化祭も半日開催でしたが、3年生が中心となって企画・運営し、多くの感動と笑いを与えてくれました。中でも、合唱コンクールでは、みんなの気持ちが一つになり、玉川中学校の伝統と誇りを感じることができました。12月の生徒会役員選挙では、2年生からたくさんの人が立候補し、頼もしく思いました。

 さて、明日から13日間の冬休みに入ります。冬休みの過ごし方については冬休みのしおりやこの後の先生からのお話をよく聞いて、元気で充実した冬休みにしてください。また、年越しもありますので、家族ともゆっくりと話をしてほしいと思います。

 アメリカやイギリスなどでは新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が始まりましたが、まだまだ先が見えなくて、不安なことだらけだと思います。しかし、「いつだって未来は味方」です。確かに未来は見えないし、誰にも分かりません。先が見えなくて、どれくらい前に進んだのか、どこへ向かっているのかさえも分からないかもしれません。でも今は、目の前のできることをただがむしゃらに取り組み、 一歩一歩前に進み、そうして辿り着いた先に、未来はあなたの味方としてきっと待っていてくれるはずです。「いつだって未来は味方」です。

 それでは、ゆく年を振り返り、くる年に願いをかけ、清らかな心で新しい年を迎え、玉中生82名全員が元気な顔で、目標をもって3学期がスタートできることを願って、式辞といたします。