10月19日 東大寺
2025年10月19日 18時00分東大寺大仏殿と南大門です。
東大寺は、源平合戦や戦国時代の戦災に巻き込まれました。苦しむ人々を救いたい聖武天皇の願いによって建立された盧舎那仏も、オリジナルは台座の一部を残すのみです。国宝の南大門も、創建当時のものは平安時代に暴風雨で倒壊しています。
鎌倉時代に重源上人が、源平の争乱で焼失した東大寺の復興を果たします。課題山積、復興までの道のりは聞くも涙、語るも涙…しかし、戦国時代には再び焼失…江戸時代に紆余曲折ありましたが再建され、現在に至ります。
二度と焼失することがないよう、現在は防火設備を充実させ、防火訓練も行われています。