<校長室より>1学期終業式&壮行会

2021年7月20日 14時31分

<1学期終業式 式辞>

 今年度も新型コロナウィルス対策で色々とあった1学期でしたが、無事に終業式を迎えることができました。

 

 1学期前半は愛媛県では警戒レベルが最も高い「感染対策期」になり、参観日や遠足、部活動の練習試合などが中止となりました。後半の6月からは「感染警戒期」へ移行し、郡市総体や1年生の大洲での宿泊体験活動、グループマッチ、そして警報のため1日だけになりましたが2年生の職場体験学習も行うことができました。現在、愛媛県では感染者は随分減っていますが、全国的に変異株の感染者割合が上昇し、東京では緊急事態宣言が再び出されました。まだまだ油断することなく、感染対策をするようお願いします。やまない雨はありません。あとしばらくと信じ、今できることを精一杯やっていきましょう。

 

 さて、1年生は、入学して約4ヶ月が経ちましたが、中学生として自覚ある行動がとれるようになってきたでしょうか。また、2・3年生の皆さんは、どんな成長があったでしょうか。このあと、担任の先生から受け取る通知表は、自分自身を振り返り、これからどうすればよいのかを考えるための一つの資料です。学習の成果を確認するだけでなく、行動の様子などについても、しっかりとみて振り返り、今後の目標を立ててください。

 

 そして、いよいよ明日から42日間の夏休みが始まります。

 この夏休み中に開催される4年に1回のスポーツ大会といったら・・・オリンピックですね。そのオリンピックが日本で開催されます。楽しみにしている人も多いと思います。もう一つ、この夏休み中に開催される4年に1回のスポーツ大会といったら・・・パラリンピックですね。パラリンピックの「パラ」とはどういう意味か知っていますか。ギリシャ語で「並んで立つ」という意味があり、「対等」という意味を持つそうです。オリンピックと同じく夏季大会、冬季大会があり、オリンピックの終了後に同じ場所で開催されます。様々な障がいのあるアスリートたちが創意工夫を凝らして限界に挑むパラリンピックは、多様性を認め、誰もが個性や能力を発揮し活躍できる公正な機会が与えられている場であります。それは、共生社会を具現化するための重要なヒントが詰まっている大会であり、社会の中にあるバリアを減らしていくことの必要性や、発想の転換が必要であることにも気づかせてくれます。オリンピックだけでなく、パラリンピックもぜひ見てほしいと思います。

 

 それでは、夏休みの諸注意については、この後の生徒指導主事の先生や各クラス担任の先生のお話をよく聞いて、有意義で充実した42日間にしてください。そして9月1日には、全員が元気な顔で2学期がスタートできることを願って、式辞といたします。

 

<県総体等壮行会>

  まずは、男女ソフトテニス部や卓球部の選手の皆さん、県総体出場おめでとうございます。先ほどの力強い決意の言葉を聞いて、頼もしく思いました。君たちは玉川中の代表としてだけではなく、今治越智の代表として、県総体へ行きたかった人たちの分まで頑張ってほしいと思います。

 また、県吹奏楽コンクールに出場する吹奏楽部の皆さん、素晴らしい演奏でしたね。本番まで更に練習を積み重ね、今日以上の素晴らしい演奏を期待しています。弁論大会に出場する人も、今日と同じように自分の想いを堂々と発表してきてください。

 他の部活動や学校以外で活動している人も、この夏休み中にはいろいろな大会や行事があると思います。普段の練習や活動も含め、コロナ対策だけでなく熱中症対策もしっかりとして、元気に伸び伸びと取り組んでほしいと思います。最後に、クリエーション部はいつも水やりや環境整備をありがとうございます。夏休み中もよろしくお願いします。