<校長室より>入学式校長式辞(4/9)

2020年4月9日 14時48分

 桜の花が満開となり、春の香りが満ちあふれる今日のよき日に、ご来賓として今治市玉川支所長様、PTA会長様、並びに保護者の皆様のご臨席を賜り、玉川中学校の令和二年度入学式が挙行できますことを、心より厚くお礼申し上げます。

 今日、入学式を迎えた三十一名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。真新しい制服に身を包む皆さんの凛々しい姿を見て、とても頼もしく感じます。これからの中学校三年間は、将来の夢や希望、進路を考える大切な時間です。また、大人への階段を上り始める時期でもあります。色々と悩んだり、苦しんだりすることもあると思いますが、たくさんの経験を通して成長していってください。

さて、新入生の皆さん、この体育館の右前にある「和す」「磨く」「結ぶ」という言葉は何だと思いますか。これは、玉川中学校の校訓です。「和す」とは、相手の心を思いやり、友達と仲良くすること。「磨く」とは、授業や学校行事、部活動などを通して頭と心と体を鍛えること。「結ぶ」とは、自分たちを支えてくれる家族や地域の人との関わりを大切にすることです。学校は、仲間と協力し合って、色々なことを学ぶところです。周りの方への感謝を忘れず、皆さん一人一人の可能性を伸ばしていってください。

 二・三年生の皆さん、一年生が希望を胸に入学してきました。先輩として良いお手本となるとともに、時として良き相談相手となって、楽しく充実した学校生活となるようお願いします。玉川中学校の伝統をしっかりと受け継ぎ、全校生徒八十三名の力で活力みなぎる学校となることを心から願っています。

 最後になりましたが、保護者の皆様、お子様のご入学おめでとうございます。中学時代は、体や心の成長も急激で多感な時期です。この大切な時期にお預かりしますが、全教職員心を一つにしてお子様の健やかな成長に向けて誠心誠意、取り組みたいと思います。今後とも学校に対しまして、深いご理解とご支援を賜りますようお願いいたしまして、式辞といたします。